人生の大切な節目に行われる「人生儀礼」、神様への祈願や感謝、祝いなど意味が込められております。
七五三祝
女子は3歳・7歳、男子は3歳・5歳に氏神様に詣でます。11月15日が本日ですが、最近では10月以降のご都合のつく吉日を選んでなさる方が多いです。それぞれの歳を無事迎えられたことを感謝申し上げ、これからも元気に育つようお祈り申し上げます。人生の大切な節目としての日本古来からの大切な儀式です
十三参り
数え十三才の少年少女が、知恵と福徳を授けていただくために神様にお参りする行事で、別名「知恵もらい」とも呼ばれています。旧暦3月13日、または現在の4月13日、あるいは、その年の都合のよい日に詣でます。数え十三才のこの年は、生まれて初めて干支が一巡する歳です(厄年にもあたります)。多くのお子さんが中学生になる年でもあります。この時期は、男女ともに精神的・肉体的に子供から大人へと移り変わる大切な節目です。
榛名神社には、学問と智慧と勇気の神様がお祭りされており、また、本殿北側には面面美様がお祭りされ、顔を撫でて、その手で自分を撫でると美人になると言い伝えられております。面面美様はご祭神埴山姫命の御姿を彫ったとも、知恵の文殊菩薩を彫ったとも言われております。
男子は羽織袴の正装、女子は大人と同じ本裁ちの着物で肩上げをしてお参りするとされていますが、普段より改まった支度や中学校の制服でお参りする方も多くいらっしゃいます。
成人式
社会から大人と認められ、法的にも権利と義務を持ちます。これから先、自分の判断と責任において、行動し、社会に貢献できる立派な大人になることを、自分自身と神様にお誓いするものです。
結婚式
神前結婚式は明治33年の大正天皇のご婚儀を契機として民間においても広く普及しました。
「神々と祖先に感謝し子孫繁栄を願う」遠い祖先から受け継がれてきた神々への素朴な信仰が神前式として、今に続いています。
銅婚式、銀婚式、金婚式 等
銅婚式は7年目、銀婚式は25年目、金婚式は50年目にあたります。それぞれの節目にお祝いをしましょう。
賀寿(年祝い)
賀寿(年祝い) 無事年齢を重ねたことを感謝し、さらなる長寿を願います。
年祝い |
年齢 |
説 明 |
還暦・本卦がえり |
61歳 |
干支(十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)の組み合わせ)は60通りあり、61年目に干支が一巡して元に戻る「暦が還る」という意味合い。生まれた干支に戻ることから、生まれ直すと考えられ、赤いものを贈って祝う習慣があります。 |
古 希 |
70歳 |
唐の詩人杜甫(とほ)の詩「人生七十古来稀(まれ)なり」という意味からつけられました。 |
喜 寿 |
77歳 |
喜寿の草書体の字が「七」「十」「七」とわけられるため。 |
傘 寿 |
80歳 |
「傘」の略字「=vが「八」「十」とわけられるため。 |
半寿・盤寿 |
81歳 |
「半」という字が「八」「十」「一」とわけられるため。また、将棋盤の目が八十一あることから「盤寿」ともいわれます。 |
米 寿 |
88歳 |
「米」という字が「八」「十」「八」にわけられるため。 |
卒 寿 |
90歳 |
「卒」の俗字「卆」が「九」「十」にわけられるため。 |
白 寿 |
99歳 |
「白」という字が「百」の字から「一」をとるとなるため。 |
百寿・上寿 |
100歳 |
六十歳の下寿、八十歳の中寿に対するもの。 |
茶 寿 |
108歳 |
「茶」の字は「十」が2つと「八十八」とに分解され、合計が百八となることからつけられました。 |
皇 寿 |
111歳 |
「皇」の字が「白」と「玉」に分解され、「白」が「九十九」、「玉」が「十二」ということで、合計百十一となることからつけられました。 |